私とZ31 Fairlady

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更新日 2009-06-14 | 作成日 2007-09-25

FairladyZ = JpaneseSpecialCar

私とZ31Fairlady
 
 車の楽しみ方・感じ方はひとそれぞれ。国産派の人もいれば、どんなに故障が多くても外車一筋という方もいます。車なんて走れば良しという意見もあるでしょうし、新車を3年ごとに乗り換えて優越感に浸るのもいいでしょう。
 私はZ31が好きです。何が好きかって? そう、デザインです。半目を開けた個性的なヘッドライト・無駄に長いノーズにエッジの効いたフェンダー。後期型は流線型にアレンジされ、この時代になって見ると逆に近未来的なデザインにすら感じられる・・・現行車種で、20年後にZ31ほどの個性とデザイン美を放っていると思える車があるでしょうか?

 歴代フェアレディZの中で、Z31は不人気車種だと言われます。確かにそうかもしれません。そんなZ31に好んで乗っている方の傾向として「歴代フェアレディが全て好き」というよりは「Z31限定で好き」という方が多いように思えます。実は私もその一人。もちろん好きか嫌いかと問われれば歴代全て好きな方ですが、それほど興味が無いというのが本音だったりします・・・

免許を取って初の車

gazale.jpg最初の愛車 S12 ガゼール 
 S12 ガゼール。シルビアとの兄弟車種で、違いと言えば車名とエンブレムくらい。なんの為に名前だけが違う車種が存在していたのか、今になって考えると意味不明・・・
 搭載エンジンはグレードによってCA18とFJ20に分かれ、ボディもクーペタイプとハッチバックタイプが存在。その中で人気を集めていたのが当時DR30スカイラインにも搭載されていたFJエンジンを搭載したRS-Xというグレード。
 モデルチェンジの後にS13が大ヒットした事で影が薄くなってしまった感じは否めないが、当時は一斉を風靡した人気車種であった。

 

 とにかく車に乗りたかった。

 18歳になる1ヶ月前から教習所に通い、途中骨折によるインターバルはあったものの、全ての実施・筆記試験を1発でクリア。高校で禁止されていた事なんて全く無視で乗り回していたのが「S12 ガゼール」

 今は亡き母親が所有していたものでしたが、それを譲り受け最初の愛車となったのでした。

 グレードはRX-G。非常に珍しいグレードで、パスワードによるドアロック機構や電子方位磁石を使用した簡易カーナビゲーションが搭載されていました。搭載エンジンはCA18ET。今になってみれば非力な部類ですが、当時の私にとっては十分速かった記憶があります。

 真っ赤なクーペボディは当時の私を十分に虜にしてくれましたが、車検切れを迎えるにあたり、廃車にすることに・・・
 そうです、Z31を購入することになったのです。

初めてのZ31 前期200ZG

200zg.jpg200ZGと若かりし日の私 
 GZ31 前期200ZG 2by2 搭載エンジンはVG20ET。Z31には実に様々なグレードが存在するが、VG20ET搭載グレードは最も現存数が少ないと思われる。

 Z31デビューと同時に300ZXのダウングレードとしてラインアップされた。
 モデル中盤からRB20DETを搭載する200ZRが登場し、マイナーチェンジでその存在に幕を閉じた。

 

 私が初めてZ31を購入しようと決断したのは90年代前半。Z32がデビューしたばかりで、Z31の後期型はまだまだ高嶺の花。300ZRに至ってはプレミアムプライス。
 学生だった私に手が届くはずも無く、妥協して選んだのがこの200ZG。しかし当時の私はそれでも十分満足で、エアロを付けたりアルミを換えたりして楽しんでいました。
 
 しかし購入から約1年後、状況は急変します。
 就職が決まり働き始めたのです。
 もともとは後期型にゾッコンだった私です。それなりの給料をもらえる状況になって200ZGに乗っていられるはずがありません。

 仕事の途中で通りがかった中古車屋で、赤の後期300ZRを発見。速攻でローンを組んでしまいました。

 その後、この200ZGは会社の同僚に引き取られ、故障して廃車に・・・・

My Favorite Cars

Z31が存在しなかったら何に乗る?

FD3S.jpgマツダRX-7 FD3S 最終モデル

 Z31以外で私が最も好きな車種。最初に200ZGを購入して以降、3台のZ31を乗り継いでいますが、実は1年だけこのFD3Sに浮気をしています。
 スタイリング・エンジン・ハンドリングどれをとっても申し分無く、最高の車だと思っていました。
 ですがFD3Sに乗っていても、街でZ31を見る度に気持ちは揺らぐ・・・結局中古車屋で見つけた200ZRがどうしても忘れられず、その200ZR購入の下取りに出したのでした。
 下取りに出したFD3Sは1オーナーの極上タイプR。しかも当時1番人気の白、おまけに純正オプションBBS17インチ付き。おつりがいっぱい帰ってきたのは言うまでもありません。
 未だに最終型のスピリットタイプRを見ると、当時とは逆の気持ちがぐらぐら来ます。ただ、当時と大きく違うのは、Z31を下取りにだしても数百万円払わなければならないところですね。
 ほんと、FD3Sの根強い人気には共感できます。

BNR32.jpg日産スカイラインGT-R BNR32

 性能・スタイリング・実用性・全てが最高のバランスでパッケージングされていると思っている車がBNR32 GT-R。
 スカイラインという車種として居住性も確保しながら圧倒的な走行性能を誇るBNR32こそ、国産スポーツカーの歴史の中で最も完成度の高い車ではないでしょうか?
 10年以上経った今でも、街乗り・ゼロヨン・サーキット・峠・全てのステージで高いパフォーマンスを発揮し、現行車種と対等以上に走る事ができる。更に、リアシートにチャイルドシートを付け、スタッドレスでアイスバーン路面を走行しても、優秀な4WDシステムはしっかりサポートしてくれる。そして、遠くからでも「それ」と分るデザイン。こんな車種世界中のどこにも存在しません。
 日本に「バブル」という時期が存在した事が無駄ではなかったと思わせてくれる存在です。
 後発のR33&R34も良い車だと思いますが、ボディサイズや総合的なデザインを考えるとBNR32が最高レベルだと思っています。