真夜中の湾岸羽田線、バックミラーに黒い影が映る。 130クルーズに一気に追い付いてくるその影は、周りの車とは別次元の存在感で迫ってくる。「Fairlady?」その低いフォルムはその名前を想像させる。しかし、そのコンパクトでスタイリッシュなボディは決してZ32ではない。「Z31・200ZRか?」その正体に気がついた瞬間、黒い影は一瞬にして走り去っていった・・・ まるで、刻(とき)を越えていくかのように。
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